この記事は最新作品に関する情報を扱っています。ネタバレにご注意下さい。 |
エドナ・モード(Edna Mode)はディズニー/ピクサーによる2004年の映画『Mr.インクレディブル』と、2018年公開の続編『インクレディブル・ファミリー』に登場するキャラクターである。愛称はE。エドナはファッション・デザイナーで、スーパーヒーローたちのスーツを数多く手がけている。
設定
公式プロフィール
ヒーローのスーツを手がけるデザイナー。パリコレの常連で、そのデザインは独創的。仕事には高いプライドを持ち、いつでも自信満々で、どんなヒーローよりも態度が大きい。日本人とドイツ人のハーフ。[1]
性格
エドナはスーパーヒーローが第一線で活躍していた“黄金時代”の頃から、彼らのスーパースーツが専門のデザイナーをしている。ファッションのセンスには相当の自信があるようで、デザインに関して他人の口出しは一切聞き入れない。またいわゆる“スーパーモデル”にも否定的で、ミラノでファッションショーを行った際には、モデルのことを「わがままで世間知らずで、棒きれみたいで唇が分厚いだけの連中」と酷評した。
優れた才能の持ち主であるエドナはしばしば他人にもベストを要求する。“今が見えなくなる”ため過去は振り返らない主義で、常に新しいものを生み出したいという強い欲求を持っている。ボブ・パーからヒーロースーツの修繕を頼まれた際には、過去に自分がデザインしたスーツであるにもかかわらず、「みっともない服」と呼び捨て、ボブと彼の家族のために新しいデザインのスーツを製作した。エドナは過去に多くのヒーローがマントのせいで悲惨な事故に遭ったことを理由に、スーツにマントをつけることを極端に嫌っている。
エドナは家にやってきたボブにそっけなく迎え入れたが、ヘレン・パーが電話をかけてきた時は(彼女の本名は覚えていなかったものの)上機嫌に応対しており、どちらかというとボブよりヘレンと親しかったことが伺える。ヘレンが夫の浮気を疑って弱気になった際には彼女を励まし、自分で夫の元へ行って問題を解決してこいと助言した上で、戻ったら土産話を聞かせてほしいと頼んだ。
力と能力
エドナは世界的にも認められたファッション・センスを持ち、特にスーパーヒーローのスーツをデザインすることにかけては強烈な熱意を持ち合わせている。着用者となるヒーローのニーズによっては、特殊なテクノロジーを駆使したスーツを制作することもある。時にはスーパーヒーローの能力のせいでデザインに苦労することがあり、透明化の能力を持つヴァイオレットのスーツを作った際には、本人と一緒に透明になる素材の制作に手を焼いた。
登場エピソード
Mr.インクレディブル
未編集
インクレディブル・ファミリー
未編集
トリビア
- エドナ・モードの吹き替えは監督のブラッド・バードが務めており、男性が声を当てた数少ない女性キャラクターの1人である。日本語吹き替えも後藤哲夫が担当。
- ブラッド・バードは当初リリー・トムリンにエドナ役を任せようと考えていたが、トムリンはバード自身が声を当てるアイデアを聞いてそちらの方が良いと判断し、役を断った。
- エドナ・モードのモデルはファッション・デザイナーのイーディス・ヘッドと思われがちだが、ブラッド・バード監督は自身のTwitterでこれを否定している。[2]
- 『Mr.インクレディブル』ではジェームズ・ボンドについて言及する場面があるため、エドナのニックネームである「E」もジェームズ・ボンドのキャラクターである「Q」や「M」へのオマージュの可能性がある。
- 名字のモード(Mode)はドイツ語でファッションという意味。
脚注
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